個別指導の塾の特徴は？向いている子や選び方・不登校にもおすすめの理由

塾には、集団で学ぶ集団指導塾の他にも、個別で指導を行う個別指導塾もあります。一人ひとりを丁寧に指導してくれることから人気の個別指導塾ですが、どの塾を選べばよいのかお悩みの方も多いのではないでしょうか。こちらでは個別指導の塾にスポットを当てて、その特徴や向いている子、個別指導塾の選び方などをご紹介します。お子様の塾を選ぶ際は、ぜひ参考になさってください。

個別指導の塾とは？どんな子が向いている？

個別指導塾とは、講師と生徒が1対1のマンツーマン、あるいは生徒2人～4人程度の少人数で指導を行う塾のことです。集団指導塾よりも講師との距離が近く、きめ細かな指導が受けられます。ブースで仕切られた授業スペースや完全個室などがあり、周囲を気にせず勉強に集中できるのが特徴です。

また、生徒に合わせて授業のカリキュラムを変えられるため、苦手科目の克服や、定期テスト対策なども柔軟に対応してもらえます。以下に該当するのであれば、個別指導塾が向いている可能性があります。

• 集団指導塾の授業のペースについていけない
• 勉強への苦手意識がある
• マイペースにコツコツ勉強したい
• 部活や習い事が忙しく、集団指導塾に通うのが難しい
• 集団では周りの目が気になり、積極的に質問できない

個別指導塾のメリット・デメリット

個別指導塾で学ぶメリット・デメリットについてご紹介します。

個別指導塾のメリット

• 一人ひとりのペースや理解度に合わせた指導が受けられる
• 苦手な教科やわからない部分を集中して学べる
• 他の生徒を気にせず自分のペースで勉強できる

個別指導塾に通う最大のメリットは、生徒一人ひとりのペースや理解度に合わせて指導してもらえることです。得意な英語の学習スピードは上げ、苦手な数学は時間をかけてじっくり取り組むなど、理解度に合わせて学習ペースを調整できます。

授業の予習・復習、不登校の生徒の学習サポート、高校受験に向けた対策など、様々なニーズに柔軟に対応できるのが魅力です。

個別指導塾のデメリット

• ライバルがいないため競争意識が芽生えにくい
• 料金が集団指導塾より割高になる

個別指導塾は集団指導塾と比べて、競争意識が芽生えにくい傾向があります。勉強のモチベーションを保つには、「苦手科目を克服したい」「志望校に合格したい」といった明確な目標を持つことが大切です。

また、講師が受け持つ生徒が少ない分、料金は集団指導塾より高くなる傾向にあります。費用は塾によって大きな差がありますので、入塾前に確認しましょう。

個別指導塾を選ぶ際のポイント

個別指導塾を選ぶ際は何を見ればよいのか、お子様に合った塾を選ぶためのポイントをご紹介します。

講師1人が担当する生徒数

個別指導塾の指導方法として、講師と生徒が1対1か、講師1人に生徒2人以上なのかを確認しましょう。1対1のマンツーマンは、きめ細かな指導を受けられるのがメリットです。費用面では、講師1人に生徒2人以上のほうが安くなります。

授業回数を柔軟に変更してもらえるか

多くの個別指導塾では、テスト対策や習い事などの事情に合わせて、授業回数を柔軟に変更してもらえます。どの程度変更が可能なのか、振替授業はあるのかなど、事前に確認しておくと安心です。

授業以外のサポート体制

良い個別指導塾は、授業だけではなく授業以外のサポートにも力を入れています。自習室を開放している、家庭学習や進路の相談に乗ってもらえるなど、授業以外のサポート体制についても確認しておきましょう。

不登校の生徒にも個別指導の塾をおすすめする理由