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2023年11月1日 コラム 不登校の生徒の受け入れについて


『不登校の子どもを受け入れます』と言っている学習塾の講師(経営者)は、どれくらい不登校の子どもたちのことを理解しているのでしょうか。

わたしは、明光義塾で10年間教室長兼主任講師をしてきました。その間に数多くの子どもたちの指導、また不登校の生徒への学習指導に携わりました。

わたしが中学生の頃、不登校の生徒は学年に1人だけ。高校生の時は1人もいない時代でした。そんな時代だったので「なんで学校に行けないのか分からない」というのが、当時のわたしの率直な気持ちでした。

『生徒に寄り添った授業。その子の学力に合わせた授業。』をモットーに掲げてそんな気持ちのまま授業をしても生徒のためになる授業なんてできないですよね…
今思えば、子どもたちの気持ちを全然わかっていなかったと思います。(反省)

もしかしたら、そんな風に感じている講師が多いのではないでしょうか?

教職課程でも、心理学の授業はあっても「不登校について考える」授業はありませんでした。

自分の子どもや大切な人が不登校になったらどうしますか?ネットで情報を漁り、さまざまな本を読んで…

そんな中で、江別市で活動している『登校渋りや不登校のお子様の保護者を支える市民団体』
『バジルの会』を知りました。

【不登校は悪いことではない。不登校の子どもたちも正々堂々と充実した日々を送れる世の中に変えていくために…】と、バジルの会の役員の方が仰っていました。

バジルの会主催の懇談会に何度か参加し、不登校の子どものお母さんの意見をうかがい勉強させていただき、イチ教育者としてできることはないかと模索しています。

表面上の知識だけでわかったふりをしてはいけない。わたしは2年ほど不登校について勉強していますが、まだまだ理解できていない部分が多く…

『バジルの会』
とっても素敵な活動団体なので多くの人に知ってもらいたいと思いました。

以上、わじまのつぶやきでした。

次回は江別市長との懇談会〜不登校について考える〜
についてお話しさせていただきます!

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